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むしろいいものを与えるべき
スポーツだとか趣味だとか、初心者向けに必要な道具というものはだいたい安価で機能性や性能は乏しいものから始めるのが普通だ。
例えば高齢者向けの携帯電話などは極めて機能性は限定されており、シンプルさが求められる。
あるいはカメラなどにしても、初心者がいきなり一眼レフなどを購入したところで、その性能の多くを持て余す、いわば持ち腐れになってしまうわけで。
新聞などを見ていても、中古再生品などで格安パソコンが通販されていたりするのだが、書いてあるスペックを見るとかなり型落ちしたものであることが多い。
つまり、性能的にはかなり制限されているということだ。
売り文句に「初心者の導入機にピッタリ」などと書いてあることも珍しくないが、正直それはどうかと思う。
パソコン(以下PC)に使われる電子機器の進化の速度とは恐ろしいもので、2〜3年先の性能でさえ予想がつきにくいというくらい、ガンガン性能が向上する。
つまり、中古回収されて型落ちした安物PCというのは、それだけ現行製品から見ると性能が低いことを表わしている。
これと同様に、初めての自分用PCにノートパソコンを選ぶ人がよくいるが、ノートPCのメリットはその携行性にあり、同じ価格で比べるならばデスクトップPCの方が性能が高い。
最近流行りのUMPC(ウルトラモバイルPC)などは、その小型さが重要なので、もっと性能的には低くなる。
これらを踏まえて。
結論から述べるとPC初心者であるほど、低価格で性能が低いグレードのPCはお勧めできない。
なぜならPCの性能が低いと、何かアクションを起こすたびに処理待ちの時間が必要になる。
アプリケーションを立ち上げるためにも、また起動するときにも、終了するときにも時間がかかる。
例えば負荷の高いアプリケーションを立ち上げようとして、アプリケーションウィンドウが表示されるまえの起動処理中に、起動が失敗したのかと思って多重起動してしまったりする。
最近ではそういう場合でもフリーズしたりすることは少なくなったが、それでも何かとハプニングを起こしやすい。
もちろんいきなりハイエンドなPCを買えというのは、逆にもったいないのだが、ミドルレンジくらいのPCを初心者は買うべきだと思う。
この前友人と話していて、「PCは壊して憶えるモンだ」と言ったが、「そんな大きなリスクは負いたくない」と返ってきた。
確かに「壊して憶える」とは言ったが、初心者の扱いでPCがハードウェア的に壊れることはあまりない。
そういう人たちはPC自体がブラックボックスのようなものだと思っているので、PCケースを開けて中身を中途半端に換装したりすることがないからだ。
つまり、「ソフトウェア的にトラブルを頻発して、そこから使い方や限界ややってはいけないことを憶える」と言いたかった。
ぶっちゃけ、アプリケーションが立ち上がらなくなったとか、逆にわけのわからないソフトウェアが動いていて原因が不明とか、Windowsすら立ち上がらなくなったとか、そういう事態はPCを使っていれば必ずと言っていいほど生じる現象で、極端な話をすればリカバリディスクを使ったりOSを再インストールすることでほとんどの問題は解決する。
データは消えて手間はかかるが。
「そもそもそんな手順を踏めるのはある程度慣れた人だからだ」と言われればもっともだが、もし近場でそういうメンテナンスや処理ができる人がいるのなら、そういうことをやってもらえる協力体制を得たうえで、使い倒して憶えるべきだと考える。
メーカーPC(NEC製だとかSony製だとか)なら、必ず取扱説明書にPCを初期状態に戻すための手順も書いてある。
電源が入らなくなったなどというのなら修理に出す必要もあるが、PCが立ち上がらないなどというくらいで修理に出したり買い替えたりするのがバカらしいくらいの手順でできるので、倹約家なら憶えておいて絶対に損はない。
性能が低いと、この初期状態に戻す処理にも時間がかかって仕方ないので、やはりほどほど余裕をもったPCをおススメする。
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そこそこ扱えるようになった時にHDDの容量が足りないようであれば増設することは簡単ですが、処理能力や速度の高速化に関してはマザーボードやグラフィックカード等の内蔵ハードの限界があるので部品交換で賄えるとは限りませんもんね。
新聞などで初心者向けを謳った中古PCのスペックを見る限り、どう見てもwindows98やMeが最適だと思えるスペックのPCに無理やりXPを放り込んでいたりしていますから。
初心者だからお店に相談はよくある話ですが、相談するお店を選ぶところから相談しないといけませんよ、と言ってあげたくなりますね。